船橋市市議会議長七戸俊治様

平成23年8月31

 

福島原子力発電所事故による市内の放射性物質汚染の除去に関する陳情

 

放射線被ばくから子どもを守ろう!船橋の会


【願意】

(1)市内全ての場所で放射性物質による汚染が0.6µSv/h もしくは セシウム換算で615Bq/kgを超える場所は、接近しない場所とした上で、後日放射線低減策を実施して下さい。

(具体的には、接近しない場所に「近づかない」などの表示をする)

(2)
市内の保育園・幼稚園・学校の園庭・校庭に関しては、子どもが避けることのできない場所なので、空間線量0.3
µSv/hを超える場所を接近しない場所として下さい。

また、線量が高めの土地は詳細に測定し、全面で放射線量が0.19µSv/h以下になるよう除染して下さい。


(3)
上記の除染作業を市民が行なう際に、測定器を使えるよう市は便宜をはかって下さい。

(希望順に貸出し、など。市所有の測定器でなくても、文部科学省に貸出しを依頼する方法もある。)

【理由】

(1)放射性物質の管理と健康管理が必要とされる放射線管理区域の空間線量の上限は0.6µSv/hである。また、土壌の汚染615Bq/Kgは「放射線障害防止法による安全規制」により示された、これ以上にならないよう規制する必要のある線量である。

文部科学省が福島県以外の県に示す人為的な被曝の許容限度は年間1mSv、これを8時間屋外にいるとして換算すると0.19µSv/hとなる。

現在船橋市が土壌除去の目安としている校庭の放射線量1μSv/hは福島県の基準なので、船橋市には国の管理に則った数字を適用して欲しい。

 

(2)子どもは放射線感受性が大人の310倍なので、接近しない基準を(1)より低く設定した。(野田市と同じ基準値)

千葉県北部に関東ホットスポットが出現しており、船橋市北部もこれまでの市の測定で高い線量が記録されている。公園・園庭・校庭については側溝、排水溝、マンホール周辺が高いことが多いことが他の自治体の例でわかっている。従って、一つの校庭の中でも狭い範囲で線量の高いミニホットスポットが出現していると思われる。

また、焼却炉周辺、下水処理施設周辺地域は他の自治体でも高い汚染が検出された例があり、船橋市でも同様の懸念がある。

 

(3) 除染を早急に行うためには、近隣住民、学校・園の保護者のボランティアを募って活用するのが良いと思われる。

そして効果的な除染作業のためには、校庭や園庭の様々な場所の線量を細かく測る必要がある。市民が個人で所持している測定器は、その多くがガイガーミュラー管式で、空間のγ線量を正確に測るのには適していない。空間線量測定に使えるシンチレーション式測定器(野田市が貸し出しているのは1台15万円程度のもの)を市が学校等に順番に貸し出して欲しい。それが不可能な場合には、学校や園に対して下記のような文部科学省のシンチレーション式簡易測定器貸出し事業を周知して利用をすすめて欲しい。

*文部科学省委託事業「はかるくん」

http://hakarukun.go.jp/

(現在は利用希望が多く、8月末日の申込み状況では1ヶ月待ち)